2013年5月11日ニュースで出生前診断について
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130510-OYT1T01201.htm
診断を受けても結果を聞かなかった方が先日いらっしゃいました。
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検査をしてきましたが、結果を聞くのが怖い。
どうして検査をしたのか分からない。
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昨晩(2013年2月15日)ニュースで出生前診断についての話題が出ていました。
よく出生前診断について相談を頂きます。来月(2013年4月)より新しい検査が始まります。
NIPT(新型出生前診断)という技術。
この検査の限界
陽性的中率は年齢に依存しますね。検査の結果が陽性となった場合、胎児が対象疾患に罹患している可能性が高くなります。しかし、診断は確実ではなく、診断確定のためには羊水検査や絨毛検査を必要とします。
99%の精度で陽性と確認された場合
21トリソミーはその中で罹患率95%
18トリソミーはその中で罹患率80%
13トリソミーはその中で罹患率60%
年齢別陽性的中立
30歳 67.8%
35歳 84.3%
40歳 95.3%
45歳 98.6%
ダウン症かどうかをしるための検査という事。
陰性と言われたらほっとして
陽性と言われたら、結局「羊水検査」での精査が必要!
私は、出生前診断によってダウン症かどうかの確認のために検査が出来るという技術が存在する限り、不安な女性のお話をさせていただきます。
赤ちゃんの心拍に異常がある、羊水が少ないなどの赤ちゃんの生命の危機を診察で感じられた時、出生前診断がなくても治療が可能です。検診の際に治療が可能であれば、設備の整った(岐阜ですと長良医療センター)病院での治療という選択肢が出来るからです。
死産流産をされたご家族と沢山話をさせて頂いてきました。
ある早産をしたお母さんの言葉を今も忘れられません。
「私が死ねばよかった」
こんな相談も過去にありました。
「今妊娠中です。おろそうと思います」
なぜ私のところにそれを言いに来たのですか?そんなご自身を止めて欲しいからですよね。
検査をした後かもしれません。今から検査をするかもしれません。考えるのは良い事です。
決断をする前に話をしに来てください。なんでもお話しします。そして本当はどうしたいのか気付いてください。
大丈夫です。命を選択しようとする方の背中を押す様な事は私はしません。
子供を望むカップル、女性に赤ちゃんが訪れますように。
NIPT(新型出生前診断)について 遺伝カウンセリング
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そして今お腹の中で成長している命が今幸せであるように。
誕生した赤ちゃんが沢山の愛に守られ健やかに育ちますように。
心から願っております。
不妊治療に不安な方お電話ください。
病院の紹介も行っております。
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