【トランス脂肪酸と不妊】
子宝先生です♪美味しい油を食べていますか?それプラスチックではないですか?
トランス脂肪酸と不妊の関係については、米国のハーバード大学医学部の発表があります。
「トランス脂肪酸は排卵に悪影響があり、不妊症の原因の一つになっている可能性がある」というものです。
研究者が、食事摂取される内容をアンケートで調査したところ、摂取エネルギーに対するトランス脂肪酸のエネルギー量が2%増加すると排卵性の不妊症が高まるという結果を導いたのです。
一価不飽和脂肪酸(オリーブ油に含まれているオレイン酸など)からのエネルギー摂取より、トランス脂肪酸からのエネルギー摂取量が2倍になると排卵性の不妊症になる危険性が23倍に増加するとわかりました。
さらに、それは母乳にも分泌されるので、生まれた赤ちゃんにも移行していきます。そうすると、赤ちゃんがアレルギー体質になってしまうこともある、ということです。
以上抜粋終わり
トランス脂肪酸は体の中で分解・代謝が難しく、その際に多くのビタミンやミネラルが消費され、体に大きな負担がかかります。ビタミンやミネラルは体が上手に機能するために必要なものです。そのためにトランス脂肪酸を分解する際に多く消費してしまうからだの機能に障害が出る恐れがあります。また、老化やがんの原因のひつとである活性酸素を作り出したり、私たちの寿命と関係の深い酵素も消費してしまうなど注意が必要な脂肪酸です。
トランス脂肪酸を含んでいる主な食品
● マーガリン、ピーナッツバター、コーヒークリームなど
● ショートニングが含まれる食品ケーキやクッキーなどのお菓子、ファーストフード
● 高温で精製してつくった植物性油脂コーン油、綿実油、なたね油など
● 植物性油脂を高温で調理、加工したもの スナック菓子、菓子パン、フライドポテト、マヨネーズ、レトルト食品、冷凍食品、チョコレート、アイスクリーム、ドーナツ、チキンナゲットなど
食用の油を高温で加熱した時や、食用の油を加工する途中に出来てしまう脂肪酸で、自然界には存在しない分子構造をしていて、体内で代謝されにくく残りやすいので、摂り過ぎると私たちの身体に悪影響があるとされているものです。