漢方の先生がおっしゃっていました。軽い、情報パンデミック状態って。
今の時代なんでも情報を集める事が出来ます。 注意しなくてはいけないのは、全ての情報をうのみにしない事です。どのサイトやメディアが正しいか間違っているかではなく、一つの情報の真意を自分で見つける事です。そして判断する事です。情報に価値をつけるのはあなたの自由なのです。価値を押しつけられる時代ではありません。誰かが言ったからそれは正しいのではなく、自分が正しいと思った事が正しいのです。しかしそれには責任が伴います。そのために勉強をするのです。お医者様の回答というのは何故分かりにくいのでしょうか。私の疑問を解決できる日は来るのでしょうか。
Q6.
東京都感染症情報センターの感染者数についての疑問
_東京都感染症センター_____________
2013年に都内で報告された風しん患者のワクチン接種歴は、「なし」と「不明」が90%を超えています。ワクチンを接種していれば、感染・発症を防ぐことができたと考えられます。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rubella/rubella/
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新たな疑問が産まれました。ワクチンを打っていれば感染していないとの事ですが。
↓
上のグラフから感染者のうちワクチン接種者は6%との事です。この6%というのは大丈夫なのでしょうか?
2338名の6%は約140人。140名がワクチンを打っていたにも関わらず、感染しているのです。
また、65%の不明者というのはどうでしょうか?
このグラフからわかることは、風疹感染者 841名(2338名の36%)の内、予防接種をしていなかったのは701名、予防接種をしていたのは140名。そもそも東京都感染症センター発表の、「なし」と「不明」が90%を超えています。ワクチンを接種していれば、感染・発症を防ぐことができたと考えられます。 という文面は飛躍しすぎていないでしょうか?
A6.
野崎さん、こんばんは。
仰っている円グラフは、風疹罹患者中、風疹ワクチン接種者、未接種者がどれだけいるか?
と言うことを示していますね。
まずは、ワクチンがある疾患にも関わらず、先進国でこれだけの罹患者がいることに気がつかれていて素晴らしいですね。
6%の接種者に罹患者がいることへのご質問ですが。
簡単には説明しにくいです。
本来、きちんと全員に風疹ワクチン接種がなされていれば、この方達が罹患者になることはありません。
しかし、制度の問題(例えば、女子だけに接種して男子に接種していない時代がある等々)で、風疹根絶が出来ていない処に、やはり制度の狭間などの問題で風疹流行がなくなり、自然なブースター効果を得られず抗体価が下がっていた。
かつ、根絶されていないために風疹罹患者により風疹を貰うことになったお気の毒な方々です。
また、次のご質問、なし、不明が90%を超えているていう点に気がつかれていることも素晴らしいです。
先進国であるはずの日本人の予防医学への関心の驚くべき低さを示しているのではないでしょうか?
無しと知っているのはまだましです。
素人目で見て、風疹にかかったから、打たなかったような気がする。とか、
何か注射はしたような気がするけれどなんだったか分からない。と、
現場でおっしゃる方は大変多いです。
きちんと、風疹ワクチンを打った記録がない。と言うことです。
つまりは、推測の範囲で、ワクチン接種をしていないであろう人たちなのです。
中々、国費を使う事業は進まない中、公費で打てるワクチンをきちんと受けていない人たちがこんなにいる。というのも驚きますね。
制度の狭間で、ワクチン接種から漏れてしまった人たちは大変お気の毒です。
しかし、つまりは全員接種していれば、風疹ワクチン接種後にブースターがなくても、風疹は根絶可能であるわけです。
社会全体の利益になると理解されたからこそ、ワクチンに政府が費用を出しているわけです。公費負担という言葉ですね。
どうでしょうか、結論との間に飛躍があるとお思いですか?
ワクチンを受けずに疾患を撒き散らしたら、社会全体に迷惑がかかる可能性もあるのです。
ご質問ありがとうございます。
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今回は、産科医先生と思われる方からご回答いただくことが出来ました。
皆様よくわかりましたか?
プレドニン服薬中の方は風疹ワクチンの投与は禁忌です。
◇不妊治療中の方、不育症治療中の方はプレドニンを投薬されている方がいらっしゃいますので皆様注意してください。
__facebookより__
国立感染症研究所や地方衛生研究所が2011年に国内の患者からとった麻疹ウイルス約120検体、風疹ウイルス約20検体の遺伝子の特徴を調べた。この結果、麻疹は東南アジア、欧州など海外で流行しているタイプがほぼ100%を占めた。海外タイプは3年前から急増している。風疹も大半がタイやフィリピン、ベトナムなどで流行しているタイプの可能性が高かった。
結局現在は、麻疹ワクチン由来と考えられるA型の麻疹ウイルスの検出が相対的に増えている。現在、日本に限らず、世界中で使われている麻疹ワクチンは、半世紀余り前に分離された麻疹ウイルス(Edmonston株)を長年に渡り培養して、人工的に作られた弱毒株に由来する生ワクチンであるが、このタイプの麻疹ウイルスは、自然界にはもはや流行していない。もしも、今、麻疹患者からA型の麻疹ウイルスが検出されたならば、それは、ほぼ間違いなく、ワクチン由来の麻疹患者であり、あえて言うならば、薬害麻疹である。
風疹ワクチンは弱毒生風しんウイルス(高橋株)含有で、とっても「彼ら」にとって便利♡ 1970 年代に作製したマスターシードに、 動物種及び原産国が明らかでない 生物由来原料 (血清、トリプシン、ラクトアルブミン水解物、 乳糖水和物、略)を一部使用して、副反応を起こす目的もばっちり!
風疹は、1960年代後半に遺伝子型1aウイルスが流行していたが、この型のウイルスが弱毒化され、現在日本におけるワクチン株として使用されている。 2011年になって各地で流行が認められている、遺伝子型の判明している株のほとんどが遺伝子型1Eおよび2B 近年の世界的な流行にともなって日本にも侵入し、 急速に蔓延している。