妊娠高血圧症候群の症状

妊娠高血圧症候群と言われる方が多いですね。
妊活というのは、妊娠するためではなく、十月十日(280日)無事に赤ちゃんを育てる事が大切です。妊娠高血圧症候群にならないために、準備をしましょうね。
本日は第24回一般社団法人子宝カウンセラーの会にて邵輝先生より妊娠高血圧症について講義いただきました。

妊娠高血圧症の症状

むくみ(浮腫)
現在は定義から外されていますが、むくみは生理的(一時的)なものと病的なものにわけられます。妊娠中毒症の場合1晩休んでも、むくみが取れないのが特徴です。むくみの原因はからだの組織に水分がたまってしまうからです。妊娠後期には血液循環が増え(水血症)、むくみが起きやすくなります。朝起きたときにむくみが取れないようなら注意が必要です。
高血圧
妊娠中は赤ちゃんに栄養を送っているため血圧が少し高めになります。妊娠中の高血圧とは最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上のことをいいます。(日本産婦人科学会)
尿タンパク
尿に健康ならほとんどでないタンパクが現れることを尿タンパクといいます。妊娠中毒症のときには腎臓(尿をつくる臓器)の機能が低下してタンパクが漏れやすくなります。
検査は試験紙に尿をつけタンパクがどのくらい漏れているかを調べます。15mg/dl以下(-)、15~30mg/dl(±)で陰性、30mg/dl以上(+)出ていると陽性となります。

診断基準

日本妊娠高血圧学会より
妊娠20週以降、分娩後12週までに高血圧がみられる場合、または高血圧に蛋白尿を伴う場合に妊娠高血圧症候群と診断します。ただし、もともと妊娠前から高血圧や蛋白尿があると診断されている場合は高血圧合併妊娠や腎疾患合併妊娠という病名になります。そして、分娩後12週までの間に高血圧合併妊婦に蛋白尿が、あるいは腎疾患合併妊娠に高血圧がそれぞれ新たに加わった場合に、妊娠高血圧症候群(加重型妊娠高血圧腎症)という診断となります。
したがって、妊婦さんの血圧測定と尿検査で尿中蛋白の測定が妊娠高血圧症候群診断の基本です。
*なお、おおよそ6時間以上の間隔をあけて2回以上収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上あるいはその両方の場合に高血圧と判断します。
また、通常妊婦健診で実施されている尿検査で蛋白尿1+の結果が得られた場合は、精密検査すると真の蛋白尿ではないことがよくあります(つまり、偽陽性)。真の蛋白尿の診断には、24時間の尿を集めて一日の蛋白尿を正確に測定(一日量が300㎎以上の場合に真の蛋白尿と診断)する必要があります。なお、目安としては尿中の蛋白尿とクレアチニンという物質の比を取り、おおよそ0.3㎎/mgクレアチニンの場合に真の蛋白尿と推定することも利用されています。

妊娠高血圧症候群になりやすい人

糖尿病、高血圧、腎臓病の人
もともとこれらの病気に持っている人、あるいはかかったことのある人。また家族がこれらの病気を持っている場合も妊娠中毒症になりやすい傾向があります。
極端な体型の人
特に太りすぎの人は注意が必要です。太りすぎは心臓を圧迫し血圧を上昇させます。また痩せ過ぎの人も疲労やストレスをため込む傾向があります。
ハードな仕事やストレス、睡眠不足がある人
疲労やストレスをため込むと自律神経、腎臓機能が低下して尿にタンパクがでたり、血圧があがったりします。
35才以上の高年初産と15才以下の若年出産
特に高年初産の場合は妊娠糖尿病などの病気を併発しやすくなります。また若年出産の場合も統計的になりやすい報告があります。
多胎妊娠の人
母体への負担が他の人より大きくなります。各機能に負担をかけやすくその他の病気も引き起こしやすくなります。
初産婦、過去に妊娠中毒症だった人
経産婦より初産婦のほうに多く見られます。また過去に妊娠中毒症だった人は繰り返す傾向があります。
一般社団法人子宝カウンセラーの会 邵輝先生と
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