最近病院での人工授精の呼び方が変わってきています。
岐阜市内の高橋産婦人科さんでは、今までの人工授精の説明書が子宮内授精と変わっていました。
人工授精と子宮内授精の違いは何でしょうか?
人工授精とは・・・
マスターベーションで採取した精液を、直接子宮の奥に注入する方法が人工受精です。
子宮内授精とは・・・
人工授精の方法の1つですが、IUIはintra uterine inseminationの略です。子宮口から少量の精液をそのまま、子宮内の奥の方の卵管近くに注入する方法です。
実は、今まで人工授精だと思って受けていた治療がIUIだったことも多いのです。
では呼び名がわざわざ変わったのはなぜ?人工授精は、限りなく自然に近い治療方法です。実際には、薬を一切使わないで排卵に併せて人工授精をすることもあるほどです。しかし、人工なのです。呼び名が自然に近く無いですよね。では、自然に近い名前である子宮内授精(子宮内人工授精)と呼び方が変わったのです。
子宮内授精または人工授精
精子の採取をする場合の5つの注意事項!重要です
1.手や性器を清潔にして採取すること
2.直に採取容器に取る。(フェラチオで採取された方や、入れ物の口が小さいのでサランラップに取ってそこから入れた方がいらっしゃいましたが、精子が運動しなくなります。)※唾液には消化酵素が存在します!
3.採取後ふたをしっかり閉め、ポケットか懐に入れて持参し、クリニックのスタッフに渡して下さい。冷やしても温まっても精子にとってよくないです。また、手渡しにて受け取った精子しか使いません。手渡しでない精子は破棄します。
4.出来れば、オーガニズムを迎えそうになったら一度一分休憩して、再度マスターペーションして採取して下さい。よい多量の精子が排出されます。
5.禁欲期間は3日まで。毎日精子は出来ています。しかし3日で老廃物になってしまうのです。