世の中に蔓延する疾患のほとんどは、普段の食生活の問題から起こっている疾患です。
まさに人間の体は今まで食べたものから出来ているのです。
それならば病気にならないように予防をするためには、食生活を改めなければいけません。
とはいっても、世の中には様々な食事法があり、色んな事がいわれています。
それにどの食事法も厳密に実践しようと思えば、相当な困難を伴います。
ですから皆さんが食生活を変えていく上で、重要度の高い順から説明していきましょう。
まず食生活を改善するうえで最も重要なことは、体に良いものを摂る前に、体に悪いものを摂らないようにすることです。
良く見受けられるのが、健康のためと思って食生活に気を使い、健康食品を取り寄せ、せっせと摂取しているのに、今までの食生活の問題点はそのままというパターンです。
健康に良いものを摂る前に健康に悪いものを摂るのを止めるだけでも、体はずいぶんと変わってくるものです。
高価な健康食品やサプリメントなどに安易に頼っても、健康は得られません。
特に病気になっている人は、何を摂れば病気が治るか、なんて発想は一切捨てていただきたいものです。
それよりも、何を摂り続けてきたから病気になったのかを、しっかりと理解する必要があるのです。
そして、何が人間の健康を損なう最も悪い食品かといえば、何といってもダントツに悪いものは甘い物です。
砂糖や異性化糖など、人間が工業的に精製した糖類を大量に含むお菓子やケーキ、ジュースなどを摂ることによって、体の糖代謝機能は乱され、腸管免疫は破たんし、様々な病気を引き起こします。
甘い物はむし歯の主原因ですが、生活習慣病一般の主原因でもあるのです。
甘いものを摂り続けて、健康でいようなんて、そんな虫の良い話はありませんから。
次に避けるべき食材は、精製された穀物(白米や精製小麦で作ったパンや麺類)です。
本当に多くの人が健康になりたいと願いながら、健康食品やサプリメントなどに大金をかけているくせに、精製穀物を平気で毎日摂り続けていることです。
これらは砂糖ほどのインパクトは持ち合わせていませんが、多くの日本人が主食と称して毎日大量の精製穀物を摂る生活をしています。
それで病気になる人が後を絶ちませんが、人類の歴史と食文化の変遷と、健康との関係をちょっとでも勉強したことがある人ならば、精製穀物を摂り続けて病気になるのは、さもありなんという事が分かるはずです。
そもそも人類の病気の歴史は感染症と慢性疾患の歴史ですが、慢性疾患は農耕が始まってから、すなわち穀物を摂るようになってから起こるようになった疾患なのです。
そして穀物を精製するようになって、爆発的に慢性疾患が増えたのでした。
そしてまた、避けるべき食材がカロリーはあっても栄養がほとんどない食品、すなわちインスタント食品や加工食品、保存食品などです。
これらにはさらには人間の健康に悪影響を与える食品添加物や化学調味料、香料、着色料、保存料などがたくさん使われています。
ちょっと考えれば、これらは毒のかたまりだという事に気が付くはずです。
このような人間の健康に悪影響を及ぼすような有害な食品を毎日口にしていながら、健康になりたいなどとは笑止千万です。
病気になる人は、病気になるような生き方をしてきたから病気になるのですから、今までの生き方や食生活を見直すことなしに、いかなる救いも存在しないのです。
http://elm-dental.com/
私の食生活の見直しのために勉強させていただいております先生のホームページです。
今週は寝不足です(~_~;)
体重も安定してきました!
ファスティング 17日目(21日分の) 食生活の改善
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