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漢方生薬ソムリエ資格制度スタート 挑戦しますね♪

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漢方生薬ソムリエ資格制度がスタート
薬事日報 2013年9月9日(月) 配信
第1回試験で4人を認定
 5月に発足した日本漢方生薬ソムリエ協会は、「漢方生薬ソムリエ」資格制度をスタートさせた。8月31日から2日間、金沢市内で開かれた和漢医薬学会の第30回学術大会の合同企画「漢方生薬ソムリエ:生薬学スペシャリストの養成に向けて」で同資格制度の概要が紹介されると共に、公開による第1回認定試験も実施され、4人のソムリエが誕生した。
御影氏 同協会理事長の御影雅幸氏(金沢大学教授)は、「生薬は産地で薬効が違うことは知られているが、その色、匂い以外にも叩いて音で鑑別するようなものもあり、ワイン以上に難しい。ワインのソムリエは料理に合うワインを提供するが、生薬においては異物同名品など品質が違うモノを、患者によって使い分けることが必要になる」と強調。その上で、同資格制度について「高度かつ広範な和漢薬の知識を持つ人材を養成し、和漢薬による高度な治療を目指すと共に、業界全体の活性化を図るもの」と説明した。
安井氏 発案者である安井廣迪氏(清風会安井医院院長)は「臨床で使用する生薬の良し悪しで治療効果に違いがある。そうした生薬に関する豊富な知識と五感を駆使した鑑別能力を有する人材育成、維持を目標としている」とした。
 今回、第1回目となる認定試験は、サポーターの賛助企業から推薦された4人が受験。事前に筆記試験として、[1]本草の歴史[2]今後の生薬学、生薬の世界のあり方[3]5種類の生薬について言葉でできる鑑別方法――を行い、実地試験は合同企画内でそれぞれが得意とする生薬の鑑別を公開で行った。
 同協会は生薬に携わる者の知識レベルを確保し、それら業務に携わることのできるリーダー(漢方生薬ソムリエ)の養成を目的として、大学、生薬メーカー・卸などの関係者らによって設立。 事務局は金沢大学医薬保健研究域薬学系資源生薬学研究室に設置している。
中央4人が漢方生薬ソムリエ認定者 具体的な事業は、▽「漢方生薬ソムリエ」養成のための諸事業の展開▽毎年1回「漢方生薬ソムリエ」認定試験を行い、合格者に「漢方生薬ソムリエ」(初級、中級、上級)の資格を与える▽資格制度の運営は協会内に設置した漢方生薬ソムリエ認定委員会が行う▽国内外の学術団体との連携▽研究活動の促進と協力──など。同協会では、企業、個人のサポーター会員を募集し、その賛助金で運営していく方針。
 現在、資格制度に関する試験の内容を検討中で、中級・上級の受験資格は初級有資格者とするため、来年度の試験は初級試験のみを予定。試験範囲は日本薬局方や大学教科書(生薬学)などからの内容を想定。今後、教材指定を行うと共に、再来年度以降に実施する中級・上級試験のテキスト作成や講習会を実施する。年内に想定試験問題などの内容を検討し、来年に公表する予定だ。
 受験資格は学歴や資格は問わないが、生薬に詳しく、業界全体の活性化を考える人を対象にしていく考え。
 第1回認定試験合格者=▽宮嶋雅也氏(栃本天海堂)吉田雅昭氏(小太郎漢方)▽土田貴志氏(クラシエ製薬)▽浅間宏志氏(ウチダ和漢薬)
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