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糖鎖 糖鎖

糖鎖の研究 糖鎖は性ホルモンに影響します。

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子宝先生の妊活には糖鎖が欠かせません。
◆糖鎖はホルモンとレセプターの目印になります。
ホルモンは血液を流れて標的に向かいます。
向かった先の標的にはレセプターと言われる受容体があります。
いわゆる鍵(ホルモン)は鍵穴(レセプター)に入らないと働かないのです。
しかしホルモンはホルモンだけでも鍵穴に入ることは出来ません。
例えば、排卵まで卵胞を育てるFSHというホルモンですが、脳下垂体から分泌され卵巣に働くのですが、血液を流れている間に鍵を持たされ、鍵穴に向かうのです。もちろんレセプターにも鍵穴が無いといけませんね。
今までの経験では、やはり年齢によるホルモン低下、感受性を感じます。
年齢によって私の処方が変わるのはこのためです。
糖鎖について↓


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ここからは覚書です。
糖鎖を除去したり糖鎖の付加を少なくしたりしてタンパク質表面の露出範囲が拡大することによって、タンパク質が予期しないふるまいを起こしうることは、脳下垂体や胎盤でつくりだされる糖たんぱく質ホルモン(glycoproteinhormone)の研究においてよく報告されている。これに関連するホルモンの系統には、ルトロピン(黄体形成ホルモン:lutropin)やフォリトロピン(卵胞刺激ホルモン:follitorophin)やコリオゴナドトロピン(絨毛性性腺刺激ホルモン:chorionic gonadotrophin)が含まれる。これらのホルモン上に存在するそれぞれのN結合型糖鎖の第一の役割はたぶん、肝臓にある受容体によって媒介される血流からのホルモンの直接的なクリアランスである。性腺中の標的細胞にあるこれらのホルモンの受容体は、クリアランス受容体と異なり、7回貫通型へリックスファミリーの一員である。グリコシル化された完全なホルモンが標的細胞の受容体に結合すると、アデニル酸シクラーゼが活性化される。しかし、N結合型糖鎖を除去すると、これらの受容体を活性化する能力は失われる。この不活性化は糖鎖の除去、または部位特異的変異誘発によって鍵となる糖鎖付加部位の除去を行い、糖鎖全体を欠損した場合に見られる。しかしながら、末端の糖鎖のみを除去した場合には、クリアランス受容体との相互作用に影響が出たにもかかわらず、ホルモン自体の活性には影響がみられなかった。
P111より

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