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歯周病が不妊の原因 ネアンダール人は絶滅前に歯周病だった?

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本日、yahooニュースで面白い記事が出ていました。
ネアンダール人が爪楊枝を使っていた。しかも歯周病による痛みや炎症を緩和する目的で使っていたという仮説との事。歯周病は腸管免疫が原因と教わりました。腸管免疫が低下していたのは、食生活の変化があったのかもしれませんね。絶滅前の食生活の変化・・・。
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 10月24日(木)21時10分配信
知能が未発達と考えられているネアンデルタール人だが、少なくとも歯の衛生に関しては違ったようだ。食後は楊枝(ようじ)を使っていた可能性が高い。スペイン、Institut Catala de Paleoecologia Humana i Evolucio Social(IPHES:人類の古生態学と社会進化のカタロニア研究センター)のチームによれば、数万年前に絶滅したネアンデルタール人は、楊枝で食べカスを掃除しながら、歯周病の痛みも和らげていたという。この習慣は、槍の使用より前に始まっていた可能性が高いと研究者は考えている。今回の研究では、痛みを緩和する目的で楊枝を使用した最古の証拠が示されている。スペイン、バレンシアのコバ・フォラダ(Cova Forada)遺跡で発掘された頭蓋骨の上あごには、化石化した歯が残っていた。5万~15万年前の頭蓋骨と推定されている。
◆土まみれの食事
虫歯はなかったが、ひどく摩耗していた。研究を率いたIPHESのマリナ・ロザノ(Marina Lozano)氏は、「茎、果実、葉などと大量の肉、髄」といった、摩耗しやすい食事をとっていたようだとメールでコメントしている。「しかも、土や灰が付いたまま口にしたので、歯の損傷は避けられない状況だった」とロザノ氏は補足している。必要に迫られて、細い棒か硬い草の茎を楊枝として使っていた可能性が高い。
◆古代の気晴らし
ネアンデルタール人も楊枝を使っていた、という考え自体が新しい訳ではない。四肢が発達したヒト族が歯をつついていた証拠があるからだ。その痕跡は、160万~190万年前に存在した初期人類ホモ・ハビリスでも確認されている。おそらくネアンデルタール人も大差ないだろう。カリフォルニア大学バークレー校の生物人類学者レスリー・フラスコ(Leslea Hlusko)氏は第三者の立場で、「われわれの祖先は200万年近く、歯の間に詰まった食べカスを取り除く必要性を感じてきた」と述べている。「当時も、昼食後の私と全く同じ問題を抱えていたと考えるべきだろう」。
◆ネアンデルタール人が歯科治療?
今回の研究が注目されているのは、ネアンデルタール人が楊枝を別の目的で使っていたことを示唆している点だ。スペインで発掘された化石には、紛れもない楊枝の跡とともに、歯周病の証拠が残っていた。ロザノ氏らは、歯のお掃除だけではなく、歯周病による痛みや炎症を緩和する目的で楊枝を使っていたという仮説を立てた。 「骨が溶けるほどの重症の歯肉炎だ。不快感や痛みは相当なものだったのだろう」とロザノ氏。「歯間ブラシのように楊枝を使うと、いくらか痛みも和らいだはずだ」。研究論文は、「歯肉炎を緩和するために植物から作った楊枝を使う行為は、基本的な歯科治療の一種と考えられる」と主張している。
◆ネアンデルタール人のノウハウ
もしこの仮説が裏付けられれば、苦痛緩和を目的とした歯科治療の最古の証拠となり、ネアンデルタール人の応用力も、捨てたものではないことがわかる。 「木や石でさまざまな道具を作りだし、火も使っていた」とロザノ氏は述べている。肉や植物、木を切るための石器は、砕いた石の剥片(スクレイパー、フレーク)を利用する技術、「ムスティリアン(ムスティエ)」の手法が用いられている。ネアンデルタール人が薬草を使用していたという証拠も存在する。もし事実であれば、彼らの“発明品”リストに楊枝が加わるだけでなく、頭も切れたという何よりの裏付けになるだろう。
いずれは、彼らの生活が喜怒哀楽に溢れ、表情も豊かだったとわかる日が来るかもしれない。
今回の研究結果は、米オンライン科学誌「PLOS ONE」に10月16日付けで発表された。
Stefan Sirucek, National Geographic News
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131024-00000001-natiogeog-sctch
 
歯周病だったという事は、食生活になにかしらの異常があったと考えられます。
えっ!??歯周病は食生活が原因??
以下は長尾先生の記事の続きです。
歯周病は全身及び局所の免疫低下が原因といわれても、今一ピンとこないですよね。免疫って聞いたことはあるけれど、人間の免疫システムを詳しく理解している人は、お医者さんでもない限りほとんどいないでしょう。そして免疫系は複雑で繊細なバランスを取りながら機能しています。それを簡単に解説することは困難ですが、まずは全身の免疫の基本を解説します。
まず、免疫とは、病原体や腫瘍細胞など病気を引き起こすような生体異物を取り除くための機構です。人間が種々の伝染病にかかっても一度感染すると二度と感染しないのは、この免疫が働くおかげであり、これを免疫記憶といいます。免疫記憶によって同一の疾患に罹らなくなることを、獲得免疫といいます。
そして成人ではこの免疫機構の中心は腸管にあります。これがいわゆる腸管免疫です。人間の小腸は食べ物から栄養を消化・吸収するための器官です。しかし食べ物の中には人間に必須の栄養素以外にも、様々な病原微生物が含まれていたりします。それゆえ小腸では、体に必要な吸収すべき栄養素か、そうではないか、排除すべき病原微生物かを判断する機構が備わっています。そして排除すべき病原微生物とみなすと、白血球にその情報が伝えられたり、抗体が産生されたりします。これを抗原提示といい、抗原提示されると白血球やリンパ球、マクロファージなどの細胞成分や抗体、補体などの液性成分が抗原を排除するように働きます。これが免疫機構のメカニズムです。
口腔内で歯周病を引き起こすとされる歯周病原細菌も、腸管免疫で抗原提示を受けた白血球やマクロファージなどが、抗原を排除するように働いて、歯周組織を守ってくれているんですね。ということは、歯周病になるという事はこの免疫システムが正常に働かないことによって起こるといえます。これが、全身の免疫力の低下による歯周病発症のメカニズムです。
それではどうして腸管免疫による抗原提示や抗原の排除が正常に働けなくなるのでしょうか。
キーワードは食生活と冷えです♪

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