性教育について子宝先生は考えております。
先日、野田聖子議員の講演を聞いてきましたが、へぇ~知らないんだ。
私も、30歳になるまで知らなかった。
野田聖子議員は、文部科学省に質問したそうです。
「妊娠出産の適齢期は教育していますか?」
文部科学省は
「していない」
との事です。
妊娠適齢期は18歳から26歳だそうです。
母子ともに負担が少なく、子育てにも負担が少ない理想の年齢との事です。
50年前と比べて平均寿命は10年長くなり、現在女性の平均寿命は80歳以上です。
知っておかなくてはいけないのは、寿命が延びたからと言って、生理学的に出産適齢期が伸びたわけではありません。
毎月生理があれば、妊娠できるわけであはありません。
生理があるから、大丈夫だと思っているといつか困ります。
妊娠出産、子育てするための適齢期というのがあります。
私の患者さんの平均年齢はおよそ39歳です。
つまりみなさんすでに適齢期を過ぎていて、すでに高齢出産なのです。
出産適齢期を知らなかった。
誰も教えてくれないから・・・。
これって教育されなかったからいけないのか?
両親に教えてもらわなかったからなのか?
18歳で妊娠出産したお母さんは妊娠適齢期をしっていたわけではありません。
つまり、何が言いたいかというと、大人は誰も出産適齢期を知らないという事。
という事は、大人が知らないことを、子供に教育出来ないという事。
知らせなくてはいけないことを子供は知らないで成長するという事。
まずは、教育者も含めて、大人は性について知らなくてはいけないと思います。
性とは人が生まれながらに持っているもの。
つまり、遺伝子であったり、女性なら将来排卵する卵子のもと。
性とは性交に対する衝動や行為について。
性とはつまり「生」、生きるために知っておかなくてはいけない事。
女性だけが知っていてはいけません。
社会では、女性が活躍しています。
しかし、経営者は男性がほとんどです。
理解を得る努力もしないといけない。
つまり、男性も性について知っておかないといけないという事。
もう一度、大人は本当に大切な性について知らないという事を自覚しないといけない。
性教育(改)性を知る~妊娠適齢期~
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