暦ではすでに秋ですが、残暑が厳しい毎日です。この時節の食事指導の目的は、秋から冬にかけて風邪をひかないための養生法です。秋風邪をひいてから食養生をはじめても遅いですよね。今から夏の疲れをとっておく事で、季節の変わり目に体調を崩さないための準備が出来るのです。
このような方が多くいらっしゃいます。
① めまいがする
② 微熱が続く
③ 身体がだるい
④ 低温期の体温が高くなる
⑤ 経血量が減っている
⑥ 頭痛がとれない
⑦ 食欲が無い
⑧ おしっこの回数が少ない
夏バテの症状ですね。寝不足を続けたり、扇風機をつけたままで寝たり、北窓をあけたままで寝たり、冷たいものばかり飲んだり、シャワーばかりだったり・・・。問診をしているとこの暑い夏をいかに過ごしたかが残暑の体調に影響していることが分かります。特に今年は、なでしこJAPANの活躍のために、寝不足になっている女性も多くいらっしゃいました。汗ばかりかいて、甘いもので水分補給ばかりして、トイレに行く回数が減っているかたもいらっしゃいました。回数が減った分、尿の色が濃くなった、匂いが気になったという方もいらっしゃいました。
これらの症状が無い方も、あるかたもこれからの過ごし方によって秋の体調が決まってくるので、しっかりと養生を始めてください。
今こそ必要!あなたの食養生と経絡養生 ~梅核エキスつくり~中府の温灸~
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