【痛み止め】
最近妊活セミナー参加者さんから食べ物を見直したら生理痛が楽になったとメッセージ頂きました。
痛み止めって炎症を止めるのです。妊活中の方が痛み止めを使うのって実は不自然なのです。
痛みの原因は様々ですが、食事を見直したり、温める事、睡眠の取り方で変わります。しかし、社会生活の中でのストレスによって痛みは大きくなったりもします。そんな時にご主人様がストレスの原因になったら元も子もありません。だから奥様の身体の中で何が起こっているのか知っていてください。
鍼灸で肩こりを解消することで頭痛や耳鳴りが改善する患者さんは多いです。
女性の身体の中では神秘的な現象が起きている事をご存知ですか?
神秘的であり、奇跡がいつも起こっています。
生理 排卵 着床において炎症が発生しています
月経周期とは生理から次の周期の生理までをいいますが、一連の月経周期の間に女性はご自身の身体の中でいつかやってくる赤ちゃんのための準備をしています。
初潮からずっと準備をしているのです。

子宮から子宮内膜(血管)がはがれおちるという事です。
この現象を痛み止めで止めていませんか?
生理が来るという過程で子宮内では子宮内膜が剥がれ落ちます。
ロキソニンやイブをカバンに入れている方が多いですが、こんな時に生理痛の緩和目的で鎮痛剤を飲んでいたら、剥がれ落ちるという現象を抑えてしまって経血が子宮に残ってしまいますよね。 生理痛は無いのが理想です。食生活や、睡眠、冷え対策から身体つくりをしてください。

卵巣という組織に穴を開けて卵子が飛び出てくるのです。排卵まで180日かけて原始卵胞が成長します。そして卵胞の中から、卵子が飛び出て卵管採に取り込まれるのですが、卵巣に卵子の出口があるわけではありません。卵子が飛び出る際には、卵巣という臓器に穴をあけないと排卵が出来ません。という事はどういう事かというと、卵巣を自分で傷つけて卵子は飛び出してくるのです。
この時、炎症を止める薬を飲んでいると、排卵の妨げになるのです。
奇跡的に精子と出会った卵子は受精卵となります。5から7日かけて卵管の力によって子宮内膜にたどり着くのですが、その後が大仕事です。子宮内膜という血管と融合しなくてはいけないのです。これって分かりますよね?よく子宮内膜の事をお布団といいますが、横になってから布団をかけてもらえるわけではありません。受精卵は子宮内膜にめりこむのです。そして融合するのです。自分の身体に傷をつけないと融合(着床)できないんです。着床出血というのはこのために起るのです。
どれも痛そうですね。 生理痛 排卵痛 着床出血 ってこういう事です。神秘的です。
全て脳から子宮、卵巣、全身を流れるホルモンによって起こるのです。一回の月経周期でホルモンの変化はめまぐるしく変わるのです。
イライラしたり、気分が沈んだりするのはややこしいのではありません。神秘的なのです。
最近朝と昼、夜の気温変化が激しいですが、冷たいものを摂らない様にして、身体を温めて、身体を大切にしてくださいね。
男性は女性を大切にしてください。少しのストレスで女性の神秘的なリズムは乱れてしまいます。
子どもを望むカップル、女性に赤ちゃんが訪れますように。
そして今お腹の中で成長している命が今幸せであるように。
誕生した赤ちゃんが沢山の愛に守られ健やかに育ちますように。心から願っております。
子宝先生より