正しいと思っていたことを止める勇気

不妊治療中のご夫婦のカウンセリングをしていると時々耳を疑いたくなるようなお話が出てきます。

今日はそんなお話です。

42才の奥様と45才のご主人様 浜松からご来店

不妊治療を初めて6年目

タイミング療法も 人工授精も 体外受精もしました。

しかし、妊娠出来ません。

そして同じ病院にずっと通っておられます。

ん~~~

病院を変えましょうか!

から提案をしました。

でも42歳で採卵も出来ていて、移植までいけているので後もう少しなんです。

って言われると、相性がそんなに悪いわけでは無いんだろうと思っちゃいます。

そう言われるってことは、ご夫婦はそこのクリニックを信頼しているんだと思います。

そうですか。では今までやったこと無いことをはじめましょう。

と、食事指導を行い、想いのお話をしたり、精液所見のお話をしたりしました。

浜松からだと遠いからそんなに沢山通えないよね。ってことになり、年末年始までに出来ることをお話しました。

体外受精をするにしても、いままでしていない準備をすること。

特に食べるものや、夫婦生活についてですね。

年末年始には実家には帰ったりしますか?

って質問したら

「主人の実家にはいかないんです」

ん???

っと思いましたが、いろいろな夫婦がいらっしゃいますので、うまくいっていないんだろうなーって勝手に想像しました。

じゃぁお墓参りとかも行っていないの?

「はい。何年も。」

そんなに仲が悪いんだ・・・って心にそっと思っていたら

「病院の先生に、義理のお母さんに会うことでストレスになり卵子の質が悪くなるので会うのは避けましょう」

って言われたそうなんです。

えっ???

って思いました。

なんでそんなことになるの?

実際、お義母さんと仲が悪いんですか?

「仲良いですよ」

会わないようになって何年ですか?

「三年くらいです。」

凄いね。言うほうも言う方ですが、言われたとおり家族との接触を避け続けるって、ご主人も我慢していたんですよね。

卵子の質をよくするためには、社会生活の中でストレスに対する曝露を避けることは大切です。

本当に仲が悪く、ご本人が会いたくないって言っているならまだ別の話ですが、家族関係を問診すること無く、まるで妊活では皆さんこうしているという感覚で、家族との関係を指導してしまうってどうなんでしょうか。

「じゃぁ会ってもよいのですか?」

もちろん♪

今まで正しいと思って行動していたけど、今結果が出ていないんですよね。

じゃぁ今まで取り組んでいたことを見直すって大切ですよ。

どれだけ信じていたかもしれないですが、その方法はお二人には合っていないと認めることも大切です。

食事を見直すよりも先にご両親に会いに行く予定を立ててくださいね。

それからでもいいので、病院も変える勇気って大切です。

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