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排卵障害について

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PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は肥満だけではない

今日は痩せている方の排卵障害(PCOS)について紹介します。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の原因の多くは耐糖能低下。つまり血糖値をあげやすい食生活のために高血糖状態になりやすく、血糖値を下げるのがヘタな状態です。糖尿病予備軍にあたりますね。

多嚢胞性卵巣症候群の特徴
・排卵障害・男性ホルモン上昇・LH上昇・肥満・インスリン抵抗性
しかし、日本では、肥満や男性化症状は少ないのも事実。実際患者さんでも肥満の方って少ないのです。11月3日、4日の日本生殖医学会にて発表がありましたので肥満・非肥満患者さんのPCOSについて紹介します。

【やせ型の多嚢胞性卵巣症候群患者ではLHが高値であり重症な排卵障害が含まれる】
高橋ウィメンズクリニック
日本人のPCOS女性の肥満と非肥満の割合を調べ、両者におけるLH、AMHに違いが有るかを検討した。

ここでいう肥満と非肥満についてですが、BMI25(kg/m2)より高いと肥満としています。そして非肥満の方は肥満の方よりもLHが高い事が分かり、AMHも高い事が分かりました。驚いたのはPCOSの患者さんの八割は非肥満(25<BMI)だったのです。

私が妊活中の方にお話することはまずは食べるものを選ぶということです。特に以下の5つは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による排卵障害を起こす原因と考えられます。

トランス脂肪酸.jpg
1.チョコレート
2.生クリーム
3.マーガリン
4.コーヒーフレッシュ
5.サラダ油

トランス脂肪酸2.jpg

妊娠するための治療だけをしていても困ります。

妊娠する事が目的ではない。

出産する事が目的でもない。

我が子を健康(健体康心)的に育てていくという事。

うまれてきた子どもが被害者では困ります。

そのために出来る事は、食生活の見直しです。血糖値をあげやすい食生活、低血糖を起こしやすい食生活を見直さないといけません。

これをしないと妊娠してから、お腹の赤ちゃんが糖尿になります。お母さんは妊娠中にインスリンを打たないといけなくなります。

生まれてきた赤ちゃんが糖尿にもなりやすくなります。

不自然なものを口に入れる習慣を見直しましょうね。

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