Secondary Sex Ratio(SSR:出生時性比)は、全生産児に対する男児の割合で定義されています。
出生時性比 = 年間の男子出生数 / 年間の出生数 (×100)
男子の出生数が多いと数字が50%より高くなるということです。
精液所見(精子数、精子運動率)によってSSRに影響があるかどうかを集計されたのが、国立成育医療研究センターです。
今回は体外受精、顕微授精時の精液所見によるSSRスコアの違いがあるのか。
つまり、体外受精をする時の精液所見によって男児が生まれやすいのか?どうかです。
体外受精では、精子運動率の低い群でSSRは低下し、顕微授精では精液所見にかかわらず体外受精と比較してSSRの変化は無かった。
つまり、精子運動率の低場合、運動率が正常なときと比べて女の子が生まれやすいと言うことです。