長尾周格先生からこんな質門をいただきました。
私はファスティングをしたり、指導したりするのですが、長尾先生から
「サーチュイン遺伝子が長寿遺伝子というならスイッチを押す必要が無い状態が大切じゃないの?」
って。面白い質問ですね。
そして私も思いました。
長寿じゃないといけないの?
サーチュイン遺伝子というのが生きていくために必要であれば、いつもスイッチがオンになっていないといけないはず。もしかしたらいざという時にだけオンになる必要があるのかもしれない。しかし、いざという時にオンにならないとどうなるんでしょうか。
サーチュイン遺伝子 サーチュイン遺伝子は寿命や老化以外の作用も研究されている。マサチューセッツ大学の研究チームは、サーチュイン遺伝子の一種であるSIRT1遺伝子を欠損させたマウスで記憶障害が見られ記憶の調節に関与する可能性があり[10]、さらにアルツハイマー病と筋萎縮性側索硬化症の動物モデルで神経変性疾患治療への応用を示唆している[11]。サーチュイン活性化物質(Sirtuin-activator)を積極的に開発している米国の会社Sirtris Pharmaceuticals Inc.のホームページ[12]によれば、SIRT1-activatorはアルツハイマー病等の神経変性疾患、動脈硬化、心不全、慢性閉塞性肺疾患、炎症性腸疾患、2型糖尿病、肥満、筋肉減少症、廃用性萎縮症に効果があるという。Sirtiris社が開発した複数のSIRT1-activatorは低分子化合物で[13]、現在も糖尿病治療薬として臨床試験中であるが、開発薬のいくつかは効果が無いという結果が出ている[14]、[15]。なおSirtris社は2004年創設、2008年に大手製薬会社グラクソ・スミスクラインに買収された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A4%E3%83%B3%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90
上記にあるようにサーチュイン遺伝子は抗老化遺伝子とも言われています。
私達は食べ物だけではなく様々な老化因子の中で社会生活を送っています。
そんな時にそのまま影響を受けてどんどん老化が進むのではなく、抗老化遺伝子を持っているなら、時々お腹が空いた状態を作ることで老化対策が自分自身で出来るということですね。
何かを摂取して抗老化ではなくて、食べるのを忘れることも若くある秘訣なのかもしれません♪