歯周病が不妊の原因になる。
30歳以上の日本人の86%が歯周病にかかっているそうです(平成23年歯科疾患実態調査)。
歯周病が不妊の原因になるってご存知ですか?
もしかしたら、歯周病かも!!?
歯周病って何?
wikiより
歯周病(ししゅうびょう)とは、歯肉、セメント質、歯根膜および歯槽骨より構成される歯周組織に発生する疾患の総称である。歯周疾患(ししゅうしっかん)、ペリオ (perio) ともいい、ペリオは治療のことを指すこともある。ただし、歯髄疾患に起因する根尖性歯周炎、口内炎などの粘膜疾患、歯周組織に波及する悪性腫瘍は含まない。歯垢(プラーク)を主要な原因とする炎症疾患が多いが、単に歯垢のみでなく、多くの複合的要因によって発生する。また、歯垢が一切関係ない(非プラーク性)歯周疾患も多数存在する。さらに、原因因子には個人差があり、歯周病の罹りやすさや進行度合いは人によって違う。歯周病のうち、歯肉に限局した炎症が起こる病気を歯肉炎(しにくえん)、他の歯周組織にまで炎症が起こっている物を歯周炎(ししゅうえん)といい、これらが二大疾患となっている。歯肉炎で最も多いのはプラーク性歯肉炎(単純性歯肉炎)であり、歯周炎のうちで最も多いのは慢性歯周炎(成人性歯周炎)であるため、歯肉炎、歯周炎といった場合、それぞれ、プラーク性歯肉炎、慢性歯周炎を指すのが一般的である。
歯周病の基礎知識
長尾周格先生の記事より
平成23年歯科疾患実態調査によると、日本人の30歳以上80歳未満の86%が歯周病であるとのことです。このような非常に高い罹患率の疾患である歯周病とは、どのような疾患なのでしょう。というわけで今回は歯周病について簡単に説明します。
歯周病とは歯そのものに起こってくる疾患ではなく、歯の周りの組織である歯肉や歯を支える骨である歯槽骨に起こってくる病気です。初期の段階では歯ぐきが腫れたり出血したりします。この状態を歯肉炎といいます。さらに炎症が広がると、歯と歯ぐきの境目が破壊され歯周ポケットが形成されたり、歯を支える骨(歯槽骨)が破壊されます。このような状態を歯周炎といいます。これらを総称して、歯周病と呼んでいます。歯周組織に炎症を起こす原因は細菌(歯周病原細菌)です。現時点では歯周病の原因であると断定された特定の菌というものはありません。歯周病の発症や進行に関与しているであろうと推察される一連の菌を歯周病原細菌と呼んでいるに過ぎません。そして一連の歯周病原細菌は口腔内常在菌であり、誰の口の中にでもいるありふれた菌です。歯周病原細菌は人の口の中だけでなく、野生動物の口の中にだって存在します。それでも、野生動物は歯周病にはなりません。
そうであるならば、歯周病という病気は特定の細菌感染によって起こる疾患というものではなく、全身及び局所の免疫力の低下によって起こってくる、いわゆる“日和見感染症”であるといえます。そして歯周病が日和見感染症であるのなら、歯周病の治療にとって最も重要なのは、全身及び局所の免疫低下を引き起こした原因を特定し、その原因を取り除くか改善するかして、全身及び局所の免疫力の回復をしなくてはなりません。
抜粋ここまで
つまり歯周病は全身症状の一つであるという事です。口の中に発生するという事は、その原因があり、その原因が実は、子宮に影響するという話です。
キーワードは食生活と冷えです♪