今日は不妊治療で悩んでいる方へお話するイメージトレーニングについてご紹介いたします。
今回は音声でも聞くことが出来ます。
音声はこちらから
どうして子どもが欲しいの?
なぜこんなに頑張っているの?
なぜこんなに葛藤と戦わなくては行けないの?
パートナーが何を考えているかを聞いたことがありますか?
よく質問させていただきます。
何人子どもが欲しいですか?
一人目は男の子が良いですか?
女の子が良いですか?
10年後の家族像は想像したことがありますか?
よく、不妊で悩んでいる方を対象にした妊活セミナーでは、こんなお話をさせていただきます。
知識によって病気は防げるし、食の知識が増えることで、また生殖補助医療を知ることでも妊娠力を上げることが出来ますと。
もちろん知識によって子どもを授かることが出来ない方もいます。
そんな方にお話するのは夫婦のイメージを共有しよう!
です。
夫婦だから「子どもが欲しいね」とお話した時、どんなイメージを抱きますか?
ここでよくあるのは、お互いがイメージした将来が違うこと。
例えば、スポーツ選手が個人の目標を箇条書きにすることは聞いたことがありますか?
・甲子園に出る
・レギュラーになる
・プロサッカー選手になる
もっと詳しくその実現のために細かく目標を書くこともあるでしょう。この他人である個人の目標を聞いた時、あなたは何を想像しますか?この目標を書いた方と同じイメージを想像できますか?出来ませんよね。だって言葉で書いているだけなので本人のイメージは誰にも伝わらないのです。
しかし、書いた本人はその目標が叶った時のイメージをその言葉を見た時、また言葉を発した時に想像できるのです。だからこそ、そのために今必要な事を目標というベクトルに向かって生きることが出来るのです。他人には分からないイメージなのです。
話は戻って、ご夫婦での会話
「子ども欲しいね」
という話題になった時、パートナーがどんなイメージを持っているか想像できますか?
10年後何人家族?
女の子を抱っこしている?
などなど、詳しく聞かないとイメージって伝わらないのです。
よし!子作りしよう!ってなってから生理が来るたびに悲しくなり、1年が経つ頃、もしかしたら不妊かもって思って通院をはじめてみたけどなかなか妊娠しない。いろいろな不安や葛藤があるけど頑張ればいつか赤ちゃんがやってきてくれる。って考えます。ほとんどの場合1人で考えてしまうのです。そして、夫婦であるからこそ、いつも一緒であるからこそ、わざわざ言わなくなるのです。もっと言うと言わなくても分かってくれている。はじめはそれで良いかもしれません。しかし、時間とともに、生理が来るたびに、採卵がうまくいかない度に、移植が上手くいかないたびに、不安が、葛藤が大きくなるのです。
なぜこんなに頑張っているのだろうか。
なんのために頑張っているのだろうか。
とそこまで悩んでから私のところに連絡を頂きます。
このBlogを読んでくださっている皆様に是非やってほしいことがあります。
あなたのパートナーがどんな将来を夢見ているか聞いてみる
5年後何人家族?
10年後あなたは何歳?
子どもは何人いる?
子どもは何歳になる?
その時どこにいる絵が浮かびますか?
季節は 春ですか?夏ですか?秋ですか?冬ですか?
我が子の運動会を一緒に走っているお父さんは何歳ですか?
などなどをお話して下さい。
そして、そのお二人の将来の家族のイメージを一枚の絵に描いて下さい。
A4でもB4でもなんでも良いです。
出来れば色鉛筆があると良いですね。カラーのほうがイメージが伝わります。
お二人がイメージしている将来をあーだこーだ言いながら一枚の絵にして下さい。
するとパートナーがこんな事を考えている事に気付きます。
思っていなかったことを知るかもしれません。
そしてそれを二人っきりで絵に描いて下さい。
絵を書く時の注意点は
1.見本に雑誌や、ネットの画像は必要ないですね。だってお二人のイメージですから。
2.上手に描けなくても良いですよ。ご夫婦で似顔絵を一枚の絵に描いても良いですね。
3.上手にかけても、私のところに持ってこなくても良いです。だってお二人だけの夢ですからね。
描けたら、完成したら終わりではないのです。出来たら寝室とか、いつも目にみえるところに飾って下さい。スマフォの待受にしても良いですよ。毎日寝る前に見ることで、イメージがもっともっと明確になります。後で描き加えても良いですし、描き直しても良いです。
女性にアドバイスです。
もしこれを言ったとこが無かったら伝えてください。
「貴方の子どもが欲しい」
男性にアドバイスです。
もしこれを言ったことが無かったら伝えてください。
「貴女の身体が一番大切です」