今日は小顔矯正についてお答えします。
小顔矯正を行っている施設のWebサイトや広告を見ると、よくこのように書かれています。
「人間の頭蓋骨や顔面骨はたくさんの小さい板状の薄い骨が合わさってできています。その板状の骨と骨の繋ぎ目は縫合線と呼ばれており、縫合線にはわずかな隙間があります。加齢と共に縫合線は開いてきて、顔が大きくなってきたり、歪んできたりします。小顔矯正は外側から骨に圧力を加えることにより、縫合線の隙間を埋めて、顔や頭を小さくしたり、歪みを矯正するものです。」
という小顔矯正の広告に対して高須医師はこのように述べています。
http://www.takasu.co.jp/mobile/topics/column/face/134.html
まず、「人間の頭蓋骨や顔面骨はたくさんの小さい板状の薄い骨が合わさってできています。その板状の骨と骨の繋ぎ目は縫合線と呼ばれており、」ここまでは正しいです。しかし、その後の、「縫合線にはわずかな隙間があります。加齢と共に縫合線は開いてきて、顔が大きくなってきたり、歪んできたりします。」これは真っ赤な嘘です。確かに生まれたばかりの赤ん坊は、部分的に縫合線に隙間がありますが、すぐに骨の成長と共に閉鎖してしまいます。一番大きな隙間は、頭頂部(頭のてっぺん)にある大泉門という隙間ですが、通常生後18ヶ月くらいで完全に閉鎖してしまいます。ましてや、大人の頭蓋骨、顔面骨の縫合線は完全に閉鎖しているのは当たり前のことで、隙間なんてものはありません。
そしてこのような謳い文句は、医師だけではなく私のような鍼灸師も、薬剤師も言いません。だって解剖学的におかしいから。。。笑
高須医師が言うように、浮腫に対してのマッサージでは一時的に小顔に見えるでしょう。でも一時的です。
では小顔になるためにはどうしたら良いのでしょうか?
☆むくみを解消する事が大切
そのために出来ることは?
小顔のためにはよく噛む事♪
で筋肉を動かし、リンパの流れが日常的に良くなる。
代謝をあげるために、しっかり食べるのではなく夜だけでも炭水化物の摂取を控える。
朝起きた時に顔がむくんでいのは寝ている間の代謝ですね♪
まずこれから実践してみて下さい。
もちろん夕方下半身がむくむ方も同じです♪