健康な思考
いよいよあさっては長尾先生のあまくない砂糖の話講演会です!!!
長尾先生は以前潰瘍性大腸炎だったそうです。そんな大病を患った先生の健康な思考な記事をご紹介します。
僕は健康になって久しいですから、今では健康を気にしていません。潰瘍性大腸炎だったころは、いつも健康になりたいということばかり考えていました。健康になってつくづく思うのは、健康を気にしないで生きていられることの素晴らしさですね。
僕は病気だったころに人間本来の食というものを知り、実践することで人間本来の健康を取り戻すことができました。逆に言えば、人間を腐らせる食べ物を食べ続けてきたがゆえに、僕という人間が腐ってしまったのでした。
人間を腐らせる食べ物というのは、体の特定の一部分だけを腐らせるのではありません。腸が腐っていた僕は、腸以外も同じように腐っていたのでした。特に気づかなかったのが、精神や思考です。心が腐っているというのは、自分では気づかないものなのです。
自分の心が腐っていることに気付いたのは、体が健康になってからのことでした。体が健康になるとともに、精神や思考も健康になりました。精神の健康を取り戻してはじめて、病気だったころは心も腐っていたのだということに気付いたのです。
健康になった僕は健康を意識せずに日々生活しています。肉体や精神が健康なので、思考や行動が健康な人のパターンとなっています。そうなると、周りを見る目も変わってきます。不健康な肉体の人は、同様に精神も不健康であり、不健康な思考に陥っていることに気付いたのです。
僕は普段から健康に関する情報を提供しています。健康に関心を持つ人というのは、今現在健康ではない人です。肉体的に不健康な人は健康な肉体を手に入れたいと思って僕によってきます。でもそういう人と話してみれば、肉体以前に精神や思考の不健康さが伝わってくるのです。はっきり言って、気持ち悪いし疲れます。
健康な僕には気持ちに余裕があり、普段考えていることといえば、いかに人生を楽しむかということばかりです。そしてまた、肉体的、精神的、経済的に余裕があってはじめて、自分以外の人を思いやることができるようになります。自分のことで精いっぱいの人は、人に対する思いやりなど持てませんから。だからそういう人をみかけても、責めてはいけませんよ。
そういうことに気付いてから、健康になる方法を伝えようと頑張ってきました。自らが健康になって人生を謳歌しているところを見せることで、同じ生き方をしてみようと思ってもらえるように。甘い物をなぜ完全に断つ必要があるのか、そこまでしなければならない理由があるから、何度も繰り返し伝え続けているのです。
いつも僕は、気心の知れた仲間が欲しいと思っているのですが、なかなか見つけられません。僕は精神が健康なので、同様に精神が健康な人とつながりたいのです。でも、現代社会においてはそういう人はめったにいません。僕の努力がきっと足りないのでしょうね。
明日は長尾先生の 身体を動かす というお話です。