今日は英ウィメンズクリニックの大月純子先生の講義を聞いてきました。
大月先生のプロフィール
医療法人社団英ウィメンズクリニック研究開発部門主任 大月 純子 発生生物学博士、日本卵子学会認定生殖補助医療管理胚培養士、日本受精着床学会評議 員、日本生殖再生医学会評議員、日本卵子学会評議員、日本生殖工学会評議員、お茶の 水女子大学大学院非常勤講師
http://www.kodakara-c.com/kenkyukai/info/39thkodakaraannai.pdf
私も拝読しております卵子学の著者でもあります。
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?isbn=9784876989249
大月先生の講義ではPGD・PGS後による妊娠率についてお話を聞いてきました。
PGDとは?
体外受精してできた胚を検査し、染色体が正常な胚だけを子宮内に移植することで流産を防ぐ治療法を、着床前診断(単一遺伝病着床前診断PGD:Preimplantation Genetic Diagnosis)といいます。ご夫婦どちらかの染色体構造異常または遺伝子疾患が原因である場合に疾患遺伝子候補が予測される染色体のみを検査します。(日本でも可能ですが100例ほど)日本で承認された重篤な遺伝性疾患(2016年まで)Duchenne Muscular Dystrophy(デュシェンヌ型筋ジストロフィー)、Amyotrophic Lateral Sclerosis(筋萎縮性側索硬化症)などが対象となります。
今日は沢山勉強をしてきましたが、明日からのカウンセリングでお話させていただきますね。
次回の統合医療生殖学会(第40回子宝カウンセラーの会)にて子宝先生が60分お話させていただきます!