お彼岸が今日終わりますね。
お墓参りは、自分という存在を確認する作業。自分は1人であって1人でない。沢山のご先祖様がいてこそなりたっていてそのご先祖様が一人でも欠けていたら今の自分がいないわけです。いわゆる 自分の母体になる場所。そこで手を合わせるだけで、故人の顔が目に浮かぶでしょう。
ご先祖様に手を合わせるという行為に理由を持たせる必要はないかもしれません。しかし、私たちが今存在するという事を意識するときに忘れてはいけません。
そしてこれから赤ちゃんが欲しいと思っている方は特に知っていてください。貴女の生命エネルギーは受け継がれるのです。
東洋医学では生命エネルギーの事を【腎(精)】と言います。
あなたご自身の元気度を腎(腎)と表現します。
この時この腎は何で成り立っているかというと先天の腎と後天の腎によってできているのです。先天の腎とはお母さんお父さん、ご先祖様から受け継いだ生命エネルギーです。後天の腎とは生まれた瞬間から自然界から頂いた生命エネルギーです。つまりこの瞬間私は先天の腎と後天の腎によって存在するのです。だからこそ、後天の腎を構成する食生活は大切なのです。そして、ご先祖様を大切にするという事はあなた自身の生命エネルギーそのものの質を良くすることになるのです。
忘れてはいけないのは、あなたご自身の腎(精)が受け継いでいくのです。
だからこそ、食生活を見直していただきたいのです。食事を見直す(後天の精)とあなたご自身の精が元気になるのです。
食生活が乱れているとあなたご自身の精の質が下がり、エネルギーそのものが低下します。もし妊娠することが出来ても、我が子の精(腎)の質は下がってしまうのです。
そして生まれてきた子の精はご両親の腎(精)と食生活によってできます。
逆に私たちの精はご先祖様から代々受け継がれてくるのです。
あなたご自身の精の質を良くするために!
先天の腎(精)の質を良くするためにお墓参りに行きましょう。後天の腎(精)の質をよくするために食生活を見直しましょう。
これからやってくる我が子はお二人の精次第なのです。