子供を駄目にする親の研究があるそうです。
獨協医大・永井伸一名誉教授「子供をダメにする」親の研究
3000人の親子を聞き取り調査して分かったこと
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31665
塾に通わせ、習い事をさせ、育児本を読んで研究する。親は我が子を「できる子」に育てようと奔走する。でもその努力、実は逆効果かも・・・。あなたの子育て、間違ってるかもしれません。今から25年くらい前からでしょうか。入学してくる学生が、あまり勉強をしなくなっているということに気付いたんです。医大に合格するくらいですから、暗記力は高いのですが、知識を入れて出すだけのロボットのような、自分の頭で考えない子供が目立ってきました。
というような記事です。
子は親の鏡と言います。
できる子に育てようとしていても、親が出来ないのにできるわけが無いと思うかもしれません。何故でしょうか。
気付かなくてはいけないことは、暗記力が高い、知識が多いということは生きる過程での手段です。知識として知っていても生きる力が養われていないということ。
目に見えている所だけを皆んな研鑽しようとします。
【知識】を研鑽しているかもしれません。
【技術】を研鑽しているかもしれません。
【情報】を研鑽しているかもしれません。
でもそれって目に見えるところなんです。よく聞く顕在意識ですね。そして今の教育、社会というのは目に見えている所を評価しようと、評価されようと必死です。この目に見えている所だけに一生懸命だから。
どうして皆んな努力をするのでしょうか。
幸せになりたいからですよね。
不幸になりたいから努力をする人はいませんよね。
しかし親というのはそのための手段ばかり教えようとするんですね。そしてそれによって本当に幸せなのでしょうか。誰かと比べた優越感を幸せと思っているのではないでしょうか。
親だけではなく社会全体がそうだとおもいます。お金を集める方法、集客できる方法、健康になる方法などの方法ばかりを学び、それをささえる【幸せを感じる心】を養うことが出来てないのではないでしょうか。
10年以上前と比べて私たちは当時の450倍以上の情報が入ってきているそうです。
しかし、10年前と比べて450倍幸せになったのでしょうか。
子は親の鏡
親と子はじつによくにています。それを指摘されることが嫌いかもしれませんが、似ています。そして私はそれが嫌いですが受け入れています。すべて、同じ年頃親が行った通りのことを子がその行いに現れます。親が行うことが出来なくても、こうしたい、こうしようと思ったことを、その年頃になるとその子が思い、また行いに表すようになります。このようなおこないのもとになる心が親と子では全く相似なのです。親子相関の原理ですね。子どもは親のコピーでは無いということではないが、祖先を含めた相関は世代反射、時間反射などがありどこかで相関してくるのです。
岐阜市中央倫理法人会では、経営だけではなく家族の大切さを学ぶことが出来ます。
http://www.gifu-rinri.com/unit/center 岐阜市中央倫理法人会副会長 野崎利晃
父親はもっとしっかりする
父親はほとんど家庭のことをしないでいるくせに、母親のせいにして妻に子どもを教育させるのは間違いである。そして教育とは知識を身につけることと勘違いをしていると、それを押し付ける教育となり、そしてその行為を母親にさせてしまっています。父親として尊敬されたいのならば、知識などの手段ではなくご自身の生き方という倫理観を表現してみてはいかがでしょうか。父親はいつも家族の事を見ていると言われるかもしれません。いつも見られているのは父親です。奥様も子どもも、家族全員が父親の姿を見ています。子育ての、教育の責任は社会的には父親と母親で半分ずつというかもしれませんが、父親が全責任と自覚することが愛情なのではないでしょうか。
子は親の鏡であるならば、枝葉の知識ではなくあなたご自身の根幹である生き方を家族に見せてみてはいかがでしょうか。幸せと感じている心を表現してみてはいかがでしょうか。それはきっとあなたご自身が小さい時にしていたことです。
「おはようございます」
と家族に挨拶してみてはいかがでしょうか。
その一言で沢山伝わります。
成功は幸福の鍵ではなく幸福が成功の鍵なんだ
今やっていることが楽しいのならきっと成功する
ハーマン・ケイン
そして今までやって来たことが今を作っているのなら今幸せと気付くべきである。
家族がいるんだから。
それはあなたが昔臨んだ形です。
父親が幸せを感じる心を表現することが出来るようになった時、更なる家族の幸せが実現出来ると思います。