ステロイド というキーワードを今日はよく見るので このキーワード使って。
自己免疫疾患とは 自分の免疫が自分の細胞を攻撃してしまうのです。免疫の働きをステロイドによって抑えると症状が和らぎます。ステロイドは 免疫抑制剤だから。
1つ 疑問 が ここで生まれます。
なぜ 自分の免疫が 自分の細胞を攻撃するのでしょうか。通常自分で自分を攻撃しません。つまり 免疫が異常に働いた理由は 免疫が異常なのではなく 自分の細胞が汚染された結果 免疫が正常に働いたから 攻撃してしまうのです。
ステロイドを使って症状が和らぐという事は そういう事。
なので 細胞の汚染を解決すれば 免疫は攻撃をしなくなるという事。
この時 免疫を 抗体と言います。抗体が増えるという事は 細胞の汚染が起こるという事。
抗体を減らす ためには 細胞の汚染を 解決したら良いという事。
抗体には例えば
抗核抗体 が あります。自分の細胞内の核が汚染されていて攻撃してしまう抗体。
抗リン脂質抗体が あります。自分の細胞膜の表面が汚染されていて攻撃してしまう抗体。
抗静止抗体 が あります。パートナーの精子が汚染されていて 攻撃してしまう女性が持ってしまう抗体。
抗体が下がるという事は 免疫が反応しなくなってくる という事なので 汚染が解決するという事。
とは言っても 細胞内の汚染の特徴は脂溶性物質によるものがほとんどですが、汚染させないようにも同時に行いたいですね。脂溶性物質は 血液を流れて 細胞に取り込まれます。取り込む際に それを助けるホルモンがインスリンです。インスリンは血糖値を下げる働きでは無く 細胞に取り込ませるのが働きです。
つまりインスリンの無駄遣いを止めると 細胞の汚染は防げるという事です。
だから治療の際に 食事指導は大切。
細胞内の毒素を 出した方が 良い方には 食事指導をしながら ビタミン ミネラルを意識して 血糖値を上げないような体質を目指しながら 解毒を同時進行で行います。この時 血糖値をあげると 逆流すると思っていて下さい。
なので 私の処方は
関節リウマチも 不育症も 血栓症も 甲状腺も 抗体価が上がる疾患は 全部同じです。
鍼したり お灸や 温灸で 症状が緩和するのは 幹部の代謝を上げると その時は解毒されるから。
いわゆる 好転反応は 解毒が進んで肝臓に負担がかかって気だるさが出る。この言葉は好きじゃ無いけど。
食養生は 症状によって変わる。そして食養生だけでは どうにもならない事がほとんどです。